ワーキングマザーとして生きるの大変

今日は学生時代の同級生ママさんと会っていました。

2人とも美人だし、それ以上にスポーツもできたりお金もちだったりなどとにかく「華」のある存在でした。それに比べて私は顔もあら残念だし、庶民だし遠方から通ってるしでどうしてこんな差があるんだと学生時代は惨めになったりもしていたような。

そんな2人は女医さんになっており、しかも旦那さんも同業だったり外資だったりでいわゆるパワーカップル。

とはいえ、女医さんの妊娠・出産は存外にあまり優しくなさそう。例えばレジデントで非常勤扱いとされて育休がなかったり(休めるけど無給+保険料は支払うのでマイナス)。地方に嫁いだ場合だと実家の近い共働き家庭が多く頑張ってる女医ママさんが多くてあまり休んでいると肩身が狭かったり。

博士卒とかもそうだと思うんですが、医者とかキャリア形成に時間がかかる場合だとちょうど出産だとかの人生の大事なイベント事がかぶってきやすいんでしょうね。

あとは女の敵は女だったりね。「私はこうやって頑張ってきたのにあんた何甘えてんの」的なキャラになりがちで。自分がある程度世界を知っていると思っているものだからね。いや確かにそれは一部は正しいと思いますし確かに甘えている人もいるかもしれないんですけど、なかなか本人の体力気力・夫や家族を始めとした周りのサポート体制などは個人個人で違いますしね。自分の経験がなまじあると他者への想像力の余地がぎゅっと狭くなってしまう気がします。

妊娠出産時に意外に優しいのは男の人なんですよね。なんせ本人たちには分からない世界だから、「得体が知れないもの=とにかく無理はさせないようにしないと?!」という。もちろんそれはそれでありがたいんですけど、なんというか「ほんと無理なときもある、でも四六時中ずっと無理かと言われるとそれは違うからできるだけ仕事その他も頑張りたい、でもいきなり無理になるかもしれない」が正しい気がする。まぁでもそんなの爆弾みたいで怖いですよね。

私にとっては学生時代からまぶしくてしょうがなかったけれど、そんな華やかに見えて30も過ぎてみれば各々の人生のステージで悩んでいるものなんだなぁと妙に考えさせられる日でした。

それでも皆母親していたのがすごく印象的です。しっかりしていないキャラだった子がすごくしっかりお母さんになっていたり。

そんなことを考えているうちに一月は行き、二月は逃げてしまいつつあります。三月もすぐ去って行ってしまうのかな。

それでも今は子供がいて、笑ってくれたり元気にお話してくれるのを聞いている今は人生で一番幸せなときなんじゃないかとすら思う日々です。

いつかきっとやってくるであろうすごく落ち込んでつらいときには、そうやって自分が心から幸せだと思い続けられている日々が確かにあったということをずっと覚えていて思い出せるようになっていたいものです。