新米社員とおじいちゃん

入社してから1年半携わっていた仕事に関する領域の仕事を、今流れ流れてまたやっています。

私が当時いた職場というのは、ほとんど新人さんが宛がわれない部署で(かろうじて私の1個上に先輩がいたが、2年連続で新人が来ることは異例中の異例で、事実私の後は3年以上来なかった)、花形部署でも何でもなく、地味地味地味~なお仕事でした。

花形部署に行けるものと(面接の口調から)信じていた私は、よく分からない部署に1人宛がわれてすごくショックだったことを覚えています。

でも、その時に、この領域の生き字引的おじいちゃんがいて、その人にいろいろ教えてもらいました。それが5年も経った今生きてる。同期がいなくてつらかったけど、おじいちゃんを独占できて、いろいろ教えてもらえたのはラッキーだったかもしれない。

私とおじいちゃんは結構ウマが合っていたように思っていたりします。おじいちゃんは即行動で、メールも見たら即呼び寄せて発言!というタイプだったので、現代っ子の特徴を頑張って生かして(笑)何とか先にメールと資料を読んで、おじいちゃんが喋ることをふむふむ、わかってますよ~感を出すのに一生懸命でした笑

今更、あーこういうことか!この辺おじいちゃん気にしてたなー!とよみがえってくる感じ。具体的には、結晶多形とかの話になって、あーDSRとかTGとか、気にしてたな???と思い出して、活かせた、と思う。

その時にしていた仕事、ある程度まではできたけど向いてないな~と思って、もっとベッドサイドな仕事したいです!と言って、異動はしないものの別の仕事をすることになって、もしかするとそっちの方が回り道だったのかもしれないな・・・。

まあそれはそれで、広く浅く色々な世界を見ることができたし、会社の人と仲良くなったりもしたので頑張ったかなと思っています。

捨ててしまったと思ったけれど、パーツが身体の中に残っていた、何事も経験しておくべきだなというおはなし。

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