臨床現場に立つ薬剤師・・・にはならないと決めてしまいたい。

私は薬学部卒で、薬剤師の資格を持っています。

でも、前の仕事は薬事関係で、薬剤師として現場に立って働いたことはほぼありません。修士課程の時に週1回アルバイトで薬剤のピッキングや分包をやっていた程度です。

薬剤師の現場を経験しないまま約10年が経ちました。仕事を辞めて次の仕事を探そうという段階の今、特に悪気なく「まぁ、薬剤師すればいいからいいよね~」と言われます。

私もいざとなれば薬剤師(これは、病院や薬局やドラッグストアにいる、いわゆる世間一般に想像される「薬剤師」を指します)をすればいいとは思っているんですけど、年齢的に30代前半で未経験、ちょっとキツイ。

ド新人として入ってもギリギリ許容される範囲かなと正直思います。

つまりここで薬剤師以外の職を選んだ場合、次に薬剤師になるという可能性はほぼほぼ低い。。。

それでもいいのか?というのは正直迷うところです。

まぁ、1年パートでもなんでも薬剤師やってみれば薬剤師としての寿命は延びるような気はしますが、なかなか保育園事情としても難しそうではあります・・・。

そして、これまで薬剤師としてやってこなかったわけで、今更薬剤師の道に進んでも自分のキャリアとしてどうだろう?とも思います。

もう少し自分がこれまでやってきたことがつながればいい。それからきっと現場にたくさん現れるであろうモンスターペイシェントにうまく受け流して対応できるような気もしない。

できればもう少し学術的なこと、書類に向き合ったりすることが向いているなぁと思います。

となると、地方でやっていくには治験関係の業務につくか、もっとトランスレーショナルリサーチ的なところに心身をもっていくか。

結局は自分がどこで情熱をもってやれるか?というところなんだと思うんですよね。

あと、せっかく地方に来たからには地方でも遜色なく働けること。

というと、やっぱり知財方面も視野に入れたい。弁理士を真剣に考えはじめました。

できれば知財周りを感じられるところで働いて日銭と現場感覚をしみこませつつ、35歳になるまでに合格を目指すというのが現実的かもしれない。

あと半年は家庭で過ごすことが多いから、少し勉強を始めてみようと思います。

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